• 連載小説 静まりし二つの羽根

    第二話  

    菩提終着駅

    星々の輝きがイエムの部屋を照らす。機械仕掛けの時計が

    刻々と時を刻み、どこか三つある時計が4、5分のずれを

    見せ始めている。

    新しい事が起きるたびに、なにか他のそれを失っていく。

    失う度にまた新しい事を拾う。

    深海の貝の吐息でできた真珠のかたりがイエムの部屋にひびき

    渡っている。

    文殊の知恵というものはその耳で聞く人の知の結晶だと言う。

    その凝縮された雰囲気にまたイエムは少し縮まりだしていた。

    その反面、

    その山の奥底から川を転がりたまり

    地の凝縮でできる水晶はその未来を告げる。

    その怪しげな光に旅行で母がかった水晶にイエムはなぜか

    ひかれていた。

    それは目視の結晶なのか

    100聞、一見にしかずなのか。

    テレビの綺麗なキャスターたちやアイドルたちにイエムは

    心ひかれていた。

    少し、本を開きだすと、アイドルたちの天空の事を思い出していた。

    サーカス団で出会った天空さんたちとその後の知の積み重ね。

    少し、整理しなきゃな

    ここは太陽系、第三惑星、地球

    あれっと思った。

    なぜかM72星雲にいるようなきがするな。

    銀河惑星の旅行に行ったような気分になっていたイエムは

    その核心に近づきすぎたのだろうか。

    人の属というものを考え、原子表を取り出すとOにH分岐の8が刻まれている。

    イエムは父の言葉を思い出した。

    属を飛びすぎなければいいさ。

    イエムの現在の体重は75KGぐらいだ。

    体になんの原子が関係あるかどうかはわからないが

    あまり、増えも減りもしない。

    ーーこれはフィクションです。この物語はすべてフィクションなので現実と混同しないようにしてください。ーーー

    イエムは昔プラモづくりが好きだった。

    それでいつも接着剤だらけの部屋でそのシンナーの香りがすると

    友達に言われていた。

    シンナーの構成物質はその属というものをとらえる時に

    便利だと誰かが言う。

    いままで旅を続けるイエムは少し疲れている。

    そういえば星雲、星座へとの導きが銀河への旅たちだ。

    ここは射手座大星雲の中じゃなかったのか。

    射手座大星雲M75のはずじゃ。

    なにか不思議な力の監視がイエムは包んでいるよう錯覚に

    陥りだす。

    突如イエムの部屋に届いたのは星座盤だった。

    その青の小さな星座盤はどこかの占い師がそれと水晶と一緒に

    使っていたものを思い起こす。

    骨董のくびかざりと南行きの便。

    フォーマルハウトの誘いかな。

    イエムは買い物に行った帰り道

    突如、春雨ににた煙る雨が降って

    まわりが霧っぽくなっていた。

    これは鵜の雨か。

    ーーーつづくーー

  • 連載小説静まりし二つの羽根

    第一話 

    –散会の余韻–

    レクのダイスの目は蜘蛛に盾。

    なぜかふとバルバラシアの事が気になりだす。

    彼女とダイムの次元城で別れて以来、あっていない。

    レクは孤独の中で暗黒流のとどまった事を察知していた。

    突如、八元を刻んだ逆さ次元城は息吹をあげ、いまはいない

    レイン高城の設計回路どうりに事を進める。

    突如、伸びだした神経回路網は

    収縮と拡散の反動位置エネルギーと振り子のジャンプを使い

    拡大し続ける。

    だがしかし、突如伸びるとこまで伸びた逆さ次元城のコアはその圧エネルギーの為か、突如そのレクの腕時計にコアをしまい込んだ。

    マトリクス、幾何学の設計がちりばめられた図の示すとおりに

    今日もコアは息をしている。

    そして、進軍をつづけていた黄泉の王、ハイド、ミラスの率いる

    黄泉の行軍はいつのまにか収まっていた。

    ZAKAEブリッジにまで軍を引いて留まっていたゼラルドはその仮想結界でしのぎ切り、そのまま戦争は膠着状態に入り

    誰もがもはやそれを忘れつつあった。

    そして世界は仮想結界か、ミラスの黄泉の世界かどうかすら

    意識しえない状態になり、ところどこにそれを思わせる

    亀石の石ができ、古の太古を思わせる街並みが広がりつつある。

    関と関を境にし、別世界でくらしその関を越えずにそこで子を

    生み育て、そして終える。

    そのような世界の広がりがつづき

    一見、世界に平和が続いているように見えた。

    まさに散会と言えよう

    御堂の秤の修復を終えたダイムがほくそ笑む。

    その時

    イエムは銀河の学びを終え、家に帰宅し

    水槽を眺めていると

    家に荷物が突如届いた。

    ーーつづくーー

  • Hello world!

    My name is Hirokazu oonuma

    my handle name is subeatleo ,snowspike55,montesq777

    a passed years ago

    I am demo player in the Tokyo lives

    I experienced in the exciting stages.

    I got alive now.